お粥がなまって「おかいさん」
吉野・熊野を初めとする紀州では、山が深く、平野が少ないため田んぼが開けず。
お米の供給が少なかったことが茶粥の好まれた理由ではないかといわれています。
熊野と茶の関わりは古く
もともと熊野詣の折に都人が植えた茶が始まりであると言われています。
茶粥は、その名が示す通りお湯のかわりに茶を使って炊くお粥で、一般的には番茶を使用します。熊野では「おかいさん」とも呼ばれ、古くから近畿地方を中心に、各地の農村で親しまれて来ました。
南紀(和歌山県南部)地方では、冬は暖かい茶粥を食べ、夏には冷たいままをさらさらっと食べる、また小腹が空いたときにも梅干しや漬物などで軽く食べるというのは、昔からの伝統的な食生活でした。
〜茶粥レシピ〜
米 1カップ適量
茶 12〜15g
水 8カップ〜11カップ程度
※3〜5人分程度 分量はそれぞれお好みで結構です。
※茶にこだわって下さい。
@鍋に分量の湯を湧かし、茶袋(またはお茶パック)に番茶を入れ、色よく煮出します。
A茶袋を取り出し、洗った米を入れて強火で煮てください。
B煮かえってきたら、弱火にして20分ほど炊いてください。(途中、玉じゃくしで茶を2〜3回上下に返してくたびれさせます。)
C炊きあがったら、火を消して、蓋をして蒸らします。
D10分ほど蒸らして、ほどよく冷めた頃が食べごろです。
※地方によっては、最後に塩を入れるところもあります。
茶粥にサツマイモを入れたり、きな粉などを加えたりするところもあるそうです。一度お試しになってみてはいかがでしょうか。

地元の人がお勧めする銘柄です。
ほうじ釜茶 300g 2,000円(税込)
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